三重いのちの電話について

いのちの電話とは

さまざまな悩み、心の危機に直面しながら、身近に相談できる相手がなく、孤独のなかにいる人たちがいます。「いのちの電話」は研修を受けたボランティア電話相談員が、電話を通してその人たちの良き相談相手になっていこうとする市民活動です。いのちの電話の活動は、特定の思想、信条、宗教をこえて、一人ひとりの「いのち」を尊重し、共に生きる輪を広げていこうとするものです。 「いのちの電話」は1953年ロンドンで始められ、日本では、1971年東京に「いのちの電話」が開設されました。相談内容は日常的なことから、複雑で価値観の多様化した社会や困難な家庭状況などを反映した、生き甲斐の喪失や自殺など危機を訴える深刻な電話が増えています。一人でも自殺者が少なくなることを願って、相談員が心をこめて傾聴しています。

三重いのちの電話について

三重いのちの電話は、2001年5月13日、全国で50番目に「NPOいのちの電話協会」として開局しました。2024年3月まで約23年間で通常電話による相談を153,545件受信しました。現在は毎日午後6時から午後11時までの相談活動を行っているほか、日本いのちの電話連盟が主催する「自殺予防フリーダイヤル」(毎月10日24時間)に参加しています。三重いのちの電話の活動は、相談業務を受け持つ電話相談員のほか、正会員・賛助会員等多くの関係者の方々の善意によって支えられています。

活動内容

電話相談【通常電話】毎日 18時~ 23時
【自殺予防いのちの電話】フリーダイヤル 毎月10日午前8時~翌日午前8時(24時間)
自殺予防啓発【自殺予防啓発カード】三重県内の高校一年生(約15.000名)に配布(2023年)
【自殺予防街頭活動】自殺対策強化月間啓発活動 津駅、松阪駅にてチラシ配布等街頭活動(2023年)
広報広報誌の発行 年2回(6月と12月)
【フリーマーケット】フレンテフェスタ2024にてフリーマーケット及び掲示参加
【フリーマーケット】津まつりフリーマーケットin津にてフリーマーケット及び広報、募金活動
講演会【自殺防止講演会】厚生労働省自殺対策事業 三重県・津市後援『ギャンブル依存症について』(2024年)
【市民公開講演会】『傾聴講座』 四日市市、津市、松阪市にて(2024年)
講師派遣自殺予防、電話相談、傾聴、コミュニケーション等に関する研修

公開資料(貸借対照表を含む)